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統合WEBマーケティングに関する記事は、長くなったので複数の記事に分けて公開していますので、参考にしてみてください。
次の記事:統合Webマーケティングの特徴
記事の一覧まとめ:[もくじ]中小企業向けに特化した統合WEBマーケティング
Contents
統合WEBマーケティングとは?
本記事において統合WEBマーケティングとは、統合マーケティング・コミュニケーションの考え方を基本にして、弊社が中小企業向けに特化させたマーケティング手法のことを指しています。
統合マーケティングコミュニケーションというのは、以下のような考え方で行うマーケティング手法です。
顧客もしくは潜在顧客に関わるすべてのコミュニケーション(タッチポイント)を出発点として、企業における広義のマーケティング活動(生産・販売・ブランド戦略・顧客マネジメント)などの企業活動を統合する
引用:ドン・シュルツの統合マーケティング: 顧客への投資を企業価値の創造につなげる
統合マーケティング・コミュニケーションはどちらかというと大企業向けのマーケティング手法で、大企業のマーケティング手法は経営資源(人・物・金・情報)が潤沢にあり、ブランディングがある程度浸透している...という場合を前提にしています。
しかしながら、中小企業にとっては、経営資源(人・物・金・情報)は限られている上に、ブランディングもほとんど浸透していないか、もしくはゼロから始めるかといったケースがほとんどです。
中小企業向けに再構築し特化している内容は?
そこで、統合マーケティング・コミュニケーションをいくつかの中小企業に向いているマーケティング手法と組み合わせて再構築し、中小企業向けに特化させたマーケティングシステムを統合WEBマーケティングと呼んでいます。
統合WEBマーケティングとは、経営資源を競合他社と戦っても負けないカテゴリに一極集中させ、ROI(投資収益率)の高いWEBマーケティングを中心として、お客さんのマインドシェアのNo.1を取ることを目的としたマーケティング手法となっています。
要約すると、統合WEBマーケティングにおいて重要視するのは以下の3点です。
- 経営資源を一点集中する
- ROI(投資収益率)の高いWEBマーケティングを中心とする
- マインドシェアのNo.1を取る
- 少額でテストマーケティングが行えること
- 顧客ニーズに合わせて製品・サービスを柔軟に変更できること
- フィードバックデータの測定が簡単なこと
経営資源を一点集中する
経営資源を一点集中することによって特定のエリア・顧客カテゴリ、またニッチ市場において圧倒的なシェアを獲得し、競合他社に攻め入る隙を与えないようにする事を目的とします。
あちらこちらに経営資源を分散して投資するのは、大企業が取るべき戦略となりますので、経営資源を一点集中することによって局地戦に持ち込みます。
ROI(投資収益率)の高いWEBマーケティングを中心とする
WEBマーケティングのROI(投資収益率)が他のマーケティング方法よりも高くなる理由としては、以下のようなことが事例として実証されています。
要するに、低コストでPDCAサイクルを高速に回せるので、事業のリスクが格段に下がり、成功確率が上がります。
マインドシェアのNo.1を取る
WEBマーケティングを中心に据えることで、顧客へのアプローチの頻度、また双方向のコミュニケーションの頻度が圧倒的に増加します。
これにより「顧客の潜在的・顕在的なインサイトが拾いやすい」「顧客満足度向上につながる」などのメリットが生まれます。
その結果、結果的にマインドシェアの向上につながり、長い間お付き合いいただける優良顧客(ロイヤルカスタマー)が増えるマーケティングの仕組みができ上がります。
また、優良顧客(ロイヤルカスタマー)が増えることにより、会社の収益の安定化にもつながります。