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お金を増やす方法と方程式

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今回はヘッジファンドの中の人、藤沢数希さんが書いた本
なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方
に関連して、ビジネスにおけるお金を増やす方法と方程式について書いていこうと思います。

お金を増やす方程式

web_お金を増やす方程式

同書(P22)では「確実にお金持ちになる、たったひとつの方法」と書かれています。

たまにお金に魂を奪われて、お金を増やすどころか減らしてしまう人もいますので、「お金持ちになる」でなく「お金を増やす」って考えたほうがいいと思います。

「お金持ちになる」の目標では設定に上限がありませんので…いつまでもいつまでも、お金を追っかけてしまう状態になってしまうかもしれません。

で、同書(P22)で書かれている方法とは、

一年間で増える財産 =(年間総収入 - 年間総支出)+ 年率運用利回り×運用資産

上記の方程式に関する解説や投資と投機とギャンブルの話など、ヘッジファンドの中の人の知見から、分かりやすく語られています。

年間総収入に関しては、年間での収入を増やす。
年間総支出に関しては、年間での支出を減らす。
年率運用利回りに関しては、年率での運用利回りを高くする。
運用資産に関しては、運用資産の額を大きくする。

意外と、シンプルです。

自分のビジネスを運用資産と考えると?

株式投資している人からしたらなじみのある話ですが、自分のビジネスをROI(投資利益率)という考え方で評価してみると、自分のビジネスの「運用利回り」を簡易的に計算することができます。

ROI(%)= (利益 ÷ 投下資本)×100

ちなみに、以前書いた記事「事業の仕組み化:個人事業主として起業しようとする方への1つの提案」にて、仕組み化する方法は3つあると書きました。

1.他人に働いて貰う
2.コンピューターに働いて貰う
3.お金に働いて貰う

自分のビジネスを運用資産と考えると、余剰資金をどの「仕組み」に投資すべきなのか、数字で比較することができます。
新規事業の参入、不採算事業の撤退などなど、その他使いどころ満載です。

ただビジネスにおいては流行り廃れが激しいので、そのビジネスの仕組みが何回、何ヶ月、何年使えるのかどうかを検討する事も必要です。

まとめ:

方程式のような論理的な方法でお金を増やす方法を考えてみると、「お金の稼ぎ方」で「稼げる額」が変わってくることがよく分かります。

ビジネスにおいても鉄則ですが、その稼ぐ仕組みが「スケール」できるかどうか?というのは非常に重要だと再認識しました。


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