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ロジカルシンキングを利用したプレゼン資料の書き方を、ロジックの組み立て方からスライドの作成まで、ステップごとに基本から説明してくれている本です。
著者は有名なコンサルティングファームのマッキンゼー出身の方で、マッキンゼー出身の方が書いた本では良く出てくるロジカルシンキングの手法であるMECE(情報に漏れがなく、重複がない状態)の説明など、基本的なロジックの組み立て方などをプレゼン資料に合わせた形の説明があったりと、プレゼン資料の書き方に特化しています。
プロフェッショナル・プレゼンテーション (アクション・ラーニング・シリーズ)
ロジカルシンキングによって伝えたい内容を整理し終わったら、後は分かりやすく相手に伝える方法を考える事も重要です。
そのため、ロジカルシンキングによって明らかになった論理構造を相手によく伝わるようにストーリーに置き換えていく内容も書かれています。
ストーリーを組み立てる説明のあとには、分かりやすく伝える為の図やチャート作成の説明に移ります。
マッキンゼーに代表されるコンサルティング会社は、分かりやすく伝えるための図やチャートの作成を重視していますので、非常に勉強になります。
顧客対してプレゼンテーションする際には、何よりもまず自分自身が問題を詳しく把握する必要があり、またその問題点を分かりやすく顧客に伝える必要があります。
そういった意味で、レベルの高いプレゼンテーションを作るための方法が、一通り説明されていますので非常に実用的です。
また、過去の記事「ロジカルシンキングを勉強するためのおすすめ本」も参考にしてみてください。
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