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スタンフォード大学のスタートアップクラスの動画の要約です。
内容はかなり抜粋していて(50分ほどの動画なので)、個人的に印象に残った部分のみ抜き出して意訳しています。
この講義は マネジメントの方法 という題名で、Ben Horowitz(founder of Andreessen Horowitz and Opsware) が担当しています。
例えば、頑張っている人だけれども能力が不足している人に対して降格かクビにするか?などの微妙な判断をしなければいけない時の考え方について教えてくれています。
例1.降格すべきか、クビにすべきか?
シナリオ:
とある幹部はハードに働いており、ハードに働くことが好まれ、会社の文化の重要な一部となっている。しかしながら、彼は業務の遂行に関してワールドクラス(能力が高いという意味)ではなく、あなたは誰かワールドクラスの人材を必要としている。
オプション:
彼をクビにするか、降格するか。
プレーヤー:
あなた、幹部、その他の従業員
例の次に、各プレーヤーである「あなた、幹部、その他の従業員」の立場からの一般的な視点の説明に続きます。
あなたの視点:
・多大な貢献をしている人をクビにするのは難しい
・降格は"見返りを貰い過ぎだ"というシナリオになる
・会社文化に反しない
幹部の視点:
・降格はしたくないかもしれないが、少なくともオプションを与える
・クビにされる恥ずかしさから守ることができる
・降格されたとしても会社と共に成長することができる
その他の従業員:
・彼は同じ株式保有率を維持できるのか?
・彼は彼にレポートする人間と同じようにハードに働くことができるのか?
・降格されたとして彼に何かリスペクトできることがあるのか?
次に「例1.降格すべきか、クビにすべきか?」のまとめ。
一人の人間に対しての対応(クビにするか降格するか)のように思えるが、会社の他の人間に与える影響を考えなければならない。
仕事の失敗とは何を意味するのか?公平性を保つには何が必要なのか?