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Pythonのライブラリ wkhtmltopdf を利用して、HTMLファイル(URLからでも)からしおり付きのPDFを作成する方法をメモ代わりに書いています。
環境は、Windowsを想定していて、Pythonがインストールされていることが前提です。
1.wkhtmltooxをダウンロード
以下のページの How do I use it? の Download a precompiled binary より、wkhtmltooxをダウンロードします。
https://wkhtmltopdf.org/
2.wkhtmltooxの動作テストを行う
以下(wkhtmltooxがインストールされた場所)へパスを通すか、コマンドプロンプト(管理者権限で)から以下のパスへと cd コマンドで移動して、wkhtmltooxの動作テストを行います。
C:\Program Files\wkhtmltopdf\bin
管理者権限でコマンドプロンプトを立ち上げ、wkhtmltooxサイトの例にあるようにコマンドを実行します。
wkhtmltopdf http://google.com google.pdf
google.comのサイトのPDFが、コマンド実行ディレクトリにて作成されていたら成功です。
3.HTMLからしおり付きのPDFを作成する
上記で紹介したwkhtmltooxのトップページ中、Additional options に Check out the auto-generated wkhtmltopdf manual というリンクから、コマンドオプションの説明を見ることができます。
しおりのコマンドオプション(--include-in-outline)はデフォルトで有効みたいです。
次に、HTMLを作成します。
以下の画像のように、hタグで調整して、しおりを入れ子にする事ができます。
画像の挿入も可能です。
<body> <h1>ああああ</h1> <p>~について</p> <h2>いいい</h2> <p>~について<br> リスクを取るべきか取らざるべきか<br> <img src="img/risk.jpg" width="660" height="294"> </p> </body>
今回は作成したHTMLから(オンラインのURLから作成することも可能)、しおり付きのPDFを作成します。
「wkhtmltopdf\bin」以下にパスを通していない場合には、「wkhtmltopdf\bin」以下にて下記のコマンドを実行してください。
以下の例では、sample.htmlはコマンド実行ディレクトリにあることを想定しています。
wkhtmltopdf sample.html sample.pdfNo tags for this post.