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今回は、マインドマップ(Mind Map)やロジックツリー(Logic Tree)のフリーソフトとしてかなりオススメな「XMind」のご紹介。
あまりロジカルシンキングは得意でないのですが、最近購入した
プロフェッショナル・プレゼンテーション (アクション・ラーニング・シリーズ)
に沿って、見よう見真似で「ブログの記事を書く時にロジックツリーは使うべきか?」という命題に対してロジカルプレゼンテーション的にまとめてみました。
ですので、若干文章が硬いのはお許しください。
また、別記事[ブログ記事の書き方とコツ-アイデアから文章化まで]にて、具体的にブログ記事の書き方について書いていますので参考にしてみてください。
Contents
ブログの記事を書く時にロジックツリーは使うべきか?
ロジックツリーを使わないと不都合がある
頭の中の考えがあいまいになるから
頭の中の考えがまとまっていない状態で文章を書き出してしまうと、書きたい内容が明確でなく論点がずれてしまったりしてしまい、結果として余計に時間がかかる上、よく分からない文章が出来上がってしまいがちです。
MECE(ミーシー)のチェックができない
MECE(ミーシー)とはロジカルシンキング界隈でよく使われる言葉で、情報を「モレ(欠落)なく、ダブり(重複)なく」分類する考え方のことを言います。
「モレ(欠落)なく、ダブり(重複)なく」まとめることで論理的に綺麗な構造となります。
ロジックツリーを使えばよいことがある
考えを整理することにより伝えたいことが相手に伝わりやすい
頭の中の考えを明確にすることによって、書きたい内容が明確になって論理構造がしっかりとし、結果として効率がよく論点が伝わりやすい文章となります。
文章を書くからには「何か伝えたいこと」というのがあると思いますので、自分自身の考えが整理されていないと、他の人に何か伝えることは難しいです。
モレなくダブりなく情報を伝えることができる
情報のモレ(欠落)やダブり(重複)をなくすためには、文章の論理構造を図やグラフィックで分類し、チェックするのが分かりやすい方法です。
ただし、モレ(欠落)なくダブり(重複)なく情報を伝えるのが良い場合と、モレやダブりがあった方が良い場合もありますので使い分けるのが得策です。
例えば、人に何か教える時には、複雑な内容を故意にモレ(欠落)た状態で伝えて省略したり、重要な点だけダブ(重複)らせて伝えることで、重要な点を強調して印象に残るようにすることも可能です。
XMindを使えば簡単にマインドマップ/ロジックツリーを作ることができる
アイデアをマインドマップ的に自由気ままに書き留め、その後ロジックツリーとして論理構造をしっかりとして情報を整理する
僕だけかもしれませんが、アイデアを最初からロジックツリーに沿って綺麗にまとめようとすると、どうしても頭がガチガチになってしまい書きたいことが浮かんできません。
そんな場合、最初にマインドマップとして浮かんでくるアイデアを自由に書いていき、その後ロジックツリーとして論理構造をまとめると非常に上手いこといきます。
また、ブログの文章を書く折には、資料等で調べた事実を並べ立てた上で、その後ロジックツリーにて整理すると文章を書くのが楽になります。
ツリーの表示形式や、データのエクスポート形式も数多く選べるので使い易い
頭の中のクリエイティブな部分を刺激されるような、さまざまなツリーの形式を選ぶことができます。
無料のツールの場合、見た目・ビジュアルにやや問題があったりする場合が多いのですが、XMindは比較的ビジュアルが良いです。
エクスポートできる形式も非常に多くありますので、ビジネスでも問題なく使えるのでないでしょうか。
また、作成したマインドマップ/ロジックツリーはEvernoteと連携することができ保存が可能です。
画像での表示形式の例示
エクスポートできる形式
無料版は、JPEG/GIF/PNGなどの画像やHTML/テキスト形式、Freemind形式などに対応
pro版は、Word/Excel/PowerPoint/PDF/SVG/OpenOffice形式などに対応
まとめ:
冒頭に書いたとおりあまりロジカルシンキングは得意でないのですが、
1.マインドマップとしてアイデアを自由に書きとめる
2.まとめたアイデアをロジックツリーにまとめ直す
3.ロジックツリーのモレとタブりをチェックする
以上の3ステップを踏むと、驚くくらい思考が整理するのが感じられました。
ビジネスだけでなく、ブログの記事を書く時にもオススメです「XMind」。